人工透析

平成30年3月12日より休止中

人工透析とは

血液を血液ポンプで体外に引き出し、透析器(ダイアライザー)という装置を通して、血液中の老廃物や
余分な水分を取り除き体に戻す操作を行う血液浄化療法です。

当院の透析について

透析で使用する液(透析液)の清浄化に力を入れており、透析液を大量に用いることで血液中のより大きな
除去対象物質の除去による合併症(慢性炎症 等)の抑制に期待できる血液浄化療法を行っています。
この血液浄化療法を行うことにより、
1) 長期透析による関節痛の改善
2) 皮膚のかゆみの改善
3) 透析中の血圧安定
4) 足のむずむずの改善
5) 食欲増進
6) 貧血改善
7) 酸化ストレスの軽減
8) 不眠の改善
9) 色素沈着などの症状徴候の改善
などの効果が期待されています。

合併症、今後の見込み

  透析中に起こる合併症として、血圧低下、筋痙攣があります。
また、腎不全に伴う症状としては、心血管 疾患を引き起こす動脈硬化症、二次性副甲状腺機能亢進症、
長期透析に伴うアミロイドーシスなどがあります。
  1960年代に普及した血液透析療法は、目覚ましい進歩、発展を遂げました。しかし、どんなに治療が
進歩したとしても、生体腎を完全に代償することはできません。
今後も生涯透析を継続すると共に、水分管理、食事療法、薬物療法といった自分自身が行う自己管理に
積極的に取り組むことが求められています。
  透析中は、医師、看護師、臨床工学士が患者様の様子を観察し、万一、重篤な症状が起きた場合は、
迅速に処置が行えるように万全の体制を整えております。

透析日

診療時間
午前8:30~      
午後1:30~